INTERVIEW

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小林礼奈
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店長インタビュー

経歴など教えてください
約10年ほど、飲食店でバイトをしながら、頑張って貯金していました。
チャンスがあれば飲食店をやりたいなという気持ちは漠然と持っていました。
先輩経営者に気に入られることが多い。
読書家。
創業のきっかけは?
福岡であぷろを初めて食べたとき、ここだ!と思った。
30席で1000万以上の売上を上げるビジネスモデル!

福岡で15年。お店でバイトで働いていたスタッフたちが、就職しても食べに来る店。

自身も飲食店勤務の経験があるため、働いていたスタッフが店長に会いに来るお店は良いと思うし、すごいと思う。店長の人柄も素晴らしく、憧れました。


心斎橋の韓国料理店は、本国韓国の方が運営をされているケースが多く、日本人オーナーはめずらしいと思います。

心斎橋は韓国料理店が多く、韓国好きな人が集まっていますので
この場所に出せれるなら、チャレンジしてみたいと思った。

韓国料理店の接客は、あっさりしてるというか、あまり顧客にからまないのが一般的ですが、
当店はあえて積極的に話しかけてコミュニケーションを取るようにしています。
店舗完成までの苦労
店舗探し難航して 約1年もかかってしまいました。
その間無職でお金も減っていって、ジリジリしたけど、店舗選びは妥協したくなかったです。

候補としては、心斎橋で、路面でガラスが大きく中が見える店舗が理想でしたが大体家賃が高すぎて、断念。

今の店舗を見た時、以前の店(韓国料理店でした)は集客できてなかったと聞きました。
2階店舗でガラスも大きい、自分で見に行って、直感で良い!と感じた。

店舗決定後も、解体作業が必要で、安くやっていただける業者を見つけたが、まさかのコロナ罹患。
白紙状態に。他の業者を当たってみたが、受けてくれるところが無い。
自分と知人の協力者で解体作業を行い、価格を安く抑えなんとか解体作業が完了した。

内装業者は本部の業者を頼って、依頼しましたが、かなりの出費となりました。

資金繰りについてが一番苦労しました、貯金をすべてつぎ込んだため、貯金残高はゼロに・・・。
知人で助けてくれる方も出てきて、金銭ではないが作業をとても低価格で受けてくれたりと、本当に色んな人に恵まれていると思います。
飲食店は求人に困ったりとかよく聞きますが?
始めにアルバイト向けの求人広告を出した。
正社員雇用も有り、で出したら、意外と集まって安心していた。
※意外だったのが、オープニングスタッフは若い世代には人気な様子。

オープンスタッフ募集は成功!これで安心と思っていたら
オープニングにいたキッチンスタッフは開店後に徐々に辞めてしまい、結局自分が厨房に立つことに。

ホールスタッフは開店時からのスタッフが多く残っている。
理由はよくわからないが、入ってみたらイメージと違ったのかな?

人が集まらない・・・。このご時世で飲食への求人の難しさを知りました。
スタッフ教育について
自分しかできないことが多く、なんとか自分で頑張ればと思ったが、やはり体調を崩してしまい失敗しました。

その失敗から、まず教育が最重要だと理解して、
現在はスタッフ育成やマニュアル整備など、飲食店で長く勤めてもらえる店舗作りに力を入れました。

そのうち仕事ができるスタッフが増えてきて、自分の仕事を徐々に任せていけるようになった。

一番困ったのが、当店のコンセプトでもある、お客様を楽しませる接客。丁寧な接客。
自分はできるが、言語化が伝えるのは難しく、スタッフに慣れてもらうしか無かった。
失敗したことは?
先ほども言ったように、自分でなんとかしようという面で無理をして空回りしたことです。

開店後は自分もピリピリしていたので、怒ってしまうことも合った。
でも、怒った後のフォローはしっかりしたつもりでした。
精神的にも肉体的にも余裕は無かったが、スタッフには弱音を吐かず、うまくいっているようにみせていた。

結果的には無理は長くは続かずでした。

その時になんとかしないとと、色々勉強して、ビジョンを打ち立てスタッフと共有しました。

お客さんも大切だが、自分にとって、スタッフがいちばん大切だと全スタッフにつげた。
スタッフを大切にすることが、お客さんへのサービスの質の向上につながると信じ、そう語った。

何回も同じことを繰り返し説明するうちに、本当の意味で共有でき従業員の仕事も良くなってきた。
社内の雰囲気もよくなり、以前は休みもなかったのですが、最近は完全に任せるようになりお休みもいただけるようになりました。
今後の展開については?
1年内に1店舗を計画してます。

あぷろの料理を美味しさ。店舗コンセプトをもっと沢山の人に知ってもらうため
スタッフとビジョンを共有し店舗拡大を進めます。


最後に
最後に、今働いてくれている全スタッフの方に感謝を述べたいです。
経営者として未熟な自分をいつも支えてくれてありがとう。

今回はこのような機会をいただきありがとうございます。